20代サラリーマン、確定拠出年金の商品選択の見直し

以前の記事で、企業型DCの確定拠出年金で毎月の拠出額をどうしようかという検討を行いました。

*拠出金額について考えた記事はこちら

その結果、限度額いっぱいまで拠出すると結論が出たので、次は保有商品の見直しを行いたいと思います。

→あくまでも執筆時点での個人の見解と方針です。

まずは現状の把握

確定拠出年金には個人型iDeCoと企業型DCがあると前回整理しましたが、私が加入しているのは「企業型DCでマッチング拠出有り」のタイプです。

  • 拠出金額:27,500円/月(個人拠出額は21,210円)、330,000円/年間(会社退職金制度と合わせて)
  • 運用金額:1,259,426円
  • 運用成績:7.0%
  • 保有商品比率:下記グラフ参照

前回の記事では7.9%あった運用成績ががくんと落ちてました。国内株下落の影響をもろに受けたようです。

それはまあ置いておいて、この商品の選択と配分は会社に確定拠出年金が導入された当時に適当に選んだものでした。

リスクの掛け方、各商品の特徴をしっかりと把握して見直したいと思います。

リスクの掛け方

60歳までの運用を考えると31年という超長期運用となります。

今回運用金額が目減りしていましたが、長期で運用することによってその変動リスクを吸収し、積立と複利効果で資産を増やしましょうというのがそもそもの狙いでした。

運用期間が長ければ長いほどリスクを取れるというのが一般的な考えです。時間が味方するってやつです。

ちなみにリスクの定義ですが、「損する可能性」ではなく「変動幅」という意味です。リスクが高いということは、大きく損することもあるけど大きく儲ける可能性もあるということ。

なのでリスク=ネガティブではないということです。

確定拠出年金の商品別特徴

企業型DCは会社によって選べる商品が違うと思いますので、種類別の特徴を簡単に見ていきます。

まずは大きく分けて「元本保証型」と「リスク運用型」の2種類があります。

(1)元本保証型

定期預金、年金保険、保証つき国債など

リスク☆☆☆☆☆

リターン★☆☆☆☆

元本保証型であれば、掛け金の積立貯蓄と同じこと。なんの面白みもありませんが、60歳受け取りが近くなれば比率を増やした方が良さそう。

(2)リスク運用型

リスク運用型は元本変動型とも呼び、元本が保証されませんが運用によって資産が大きく増えることもある投資信託商品。

国内株式

リスク★★★★☆

リターン★★★★☆

株は価格変動がありハイリスクハイリターン。2012年あたりからこの国内株式比率が高かった人のパフォーマンスはきっと高いはず。

外国株式

リスク★★★★★

リターン★★★★☆

海外株の値動きと為替の影響もあり投資信託の中でかなりリスクの高い商品。外国株式の中でも特に新興国株式の値動きが激しい。

国内債券

リスク★★☆☆☆

リターン★★☆☆☆

国や地方、企業などが発行する債権。金利分の利息受け取りが特徴なため利回りが低い。

外国債券

リスク★★★☆☆

リターン★★★☆☆

国内債券に比べると利率はいいが、為替リスクを考慮する必要がある。外国債権の中でも新興国債権はリスクが高くなる。

国内REIT

リスク★★★★☆

リターン★★★★☆

J-REITと呼ばれる少ない資産でも不動産投資を行えるという投資信託商品。一般的に株式配当利回りよりも高い利回りが期待でき、ポートフォリオに不動産を組み込めるため、分散投資の対象として考えられる。

海外REIT

リスク★★★★★

リターン★★★★☆

国内REITと同様に少ない資産から海外の不動産投資を行えるという投資信託商品。利回りが高い点は国内と同じだが、為替変動のリスクもあるという点は国内REITと異なる。

バランス型(資産分散型)

リスク★★★☆☆

リターン★★★☆☆

運用会社が勝手にいろんな商品で分散投資をしてくれます。リスクを分散でき、初心者にオススメとのこと。元本保証型以外であまりリスクの高くないものをと考えている人向け。

コモディティ

リスク★★★★★

リターン★★★★☆

原油とか金とか、国際市場で取引される一次産品や加工した素材の総称で、ハイリスクハイリターン。投資信託の商品の中で一番リスク高い?

 

かなりざっくりですがこんなところです。Totalのリスクとリターンのバランスを考えながらこれらの商品の配分を決めていきます。

私の場合は後30年運用でき、リスクをかけることに抵抗がないので、現在の配分からもう少しリスクをあげたいと思います。

また、商品種類以外のチェックポイントとしては下記のようなものがあります。

 信託報酬

運用するのにかかる手数料のこと。純資産総額に対して年率何%とかかるので、資産額が増えれば信託報酬も増える計算になる。

運用方法(パッシブ運用かアクティブ運用)

  • パッシブ(インデックス)運用
    • ベンチマークに連動した値動きを目指す運用方針。
  • アクティブ運用
    • そのベンチマークよりも高い成績を狙う投資信託。一般的にパッシブ型より信託報酬も高めに設定されますが、リスクは高くなります。

申込手数料

会社で選べる商品は全て申込手数料が無料でした。

商品配分の検討

現在保有している商品の比率をリスクの高い順に並べてみます。

  • 海外REIT:25%
  • 海外株式:10%
  • 国内株式:40%
  • 海外債券:10%
  • 国内債券:15%

ハイリスク商品が75%、ミドルリスク商品が10%、ローリスク商品が15%でした。

また、国内・海外という観点では、適当に選んだポートフォリオですが国内:海外=55:45とほぼ半々。このバランスは良さそう。

確定拠出年金以外の私の投資ポートフォリオでは、日本株が73%、安全資産が15%以上ありました。

投資の状況

以上の情報を踏まえて、保有商品の選択と比率を変更していきます。

確定拠出年金の保有商品配分の変更(リアロケーション)

確定拠出年金の商品配分を変更することを「リアロケーション」と呼びます。

  • 海外REIT:25% →    25%
  • 海外株式:10% →    20%
  • 国内株式:40% →    20%
  • 国内REIT:0% →    20%(新規組み入れ)
  • 海外債券:10% →    15%
  • 国内債券:15% →    0%

変更点としては、国内債券と国内株式の比率を下げ、海外株式の比率をあげて新たに国内REITを追加しました。

他の資産とのバランスを考えてハイリスクを継続しながらリスク分散を行った形です。

本当はコモディティ商品を10%ほど組み入れたかったのですが、私の会社が用意している商品の中にはありませんでした。さすが。

まとめ

というわけで、今回は各商品の特徴と内容を再確認し、保有商品の配分変更(リアロケーション)を行いました。

ポイントは、

  • リスク許容度の確認
  • 各商品の特徴と自身の状況確認
  • 以上を踏まえた保有比率の決定

でした。

配分変更のやり方に関しては、各金融機関の確定拠出年金WEBページから確認してみてください。

参考:楽天証券のリアロケーション方法

長くなってしまったので、「リバランス」についてはまた次回。。

それではまた。

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