20代サラリーマン、確定拠出年金について考える

先日、保有資産の比率を紹介しましたが、確定拠出年金のこと忘れてました。会社から拠出金額変更期間の案内が来て気がついた。

*2018年8月時点での資産比率はこちら

というわけで、多くの人がなんじゃそりゃと思ってるであろう確定拠出年金について考えたいと思います。

会社の資料とかを見ても、「めんどくさいから適当!放置!」という人がかなり多いであろうこの確定拠出年金。

それでも、個人の資産形成を考える上では避けて通れないこの確定拠出年金について、どこかのタイミングで一度真剣に考えてみるべきかなと思う。

ポイントは、「結局やるべき!?やめるべき!?」という点ですかね。

最近、老後資金が2000万円不足!なんて衝撃的なニュースもありましたが、その辺りも踏まえて自分のライフプランを長い目で考えて決めたい制度です。

※2019/6/18追記

 

運用状況

まずは私の現時点での運用状況をまとめてみます。

*何も考えず適当に選んだものなので参考にしないほうがいいです

  • 拠出金額:27,500円/月(個人拠出額は21,210円)、330,000円/年間(会社退職金制度と合わせて)
  • 運用金額:1,346,579円
  • 運用成績:7.9%
  • 保有商品比率:下記グラフ参照

確定拠出年金とは

確定拠出年金とは、毎月一定金額を積み立てて運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ることができる制度のこと。

名前からしてわかりにくいこの制度ですが、ポイントをまとめてみます。

種類

  • 企業型DCと個人型iDeCoの2種類がある
  • 企業型DCには従業員が一部掛け金を負担するマッチング拠出タイプがある(自分のはこれ)

メリット

  1. 支払う所得税が少なくなる
    • 掛け金が全額所得控除の対象(個人の拠出分)
  2. 運用益が非課税
    • 株とかは利益に対して約20%の税金がかかります
  3. 受取り時にも税金控除が受けられる
    • 公的年金等の控除(年金受取りの場合)
    • 退職所得控除(一時金受取りの場合)

金融機関の説明では他にも「運用コストの安い投資信託商品が利用できる」とか、「社外での積立のため倒産時の資産保護になる」とか書いてありますが、確定拠出年金だけというメリットではないと思うので割愛します。

デメリット

  1. 60歳まで受け取れない
    • 破産しようが受け取れない鉄の掟
  2. 口座管理費がかかる
    • 無しの証券会社もある
    • 会社が支払うケース有
  3. 受取り時に所得税がかかる
    • 各種控除上限を超えた場合

確定拠出年金の見直し

今までは何も考えずフル拠出!してましたが、ここはいったん冷静になって確定拠出年金の運用方法を考えてみます。

まずは楽天証券の節税シミュレーションを使ってざっくりとした数字を出して見ました。

条件は下記の通り。

  • 年齢:29歳
  • 年収:600万円
  • 拠出金額:23,000円
  • 利率:3%
  • 積立期間:31年

そうすると60歳になる頃には、

  • 積立元金:857万円
  • 運用益:553万円
  • 所得税・住民税の節税:171万円
  • 運用益の節税:111万円
  • 積立運用資産合計:1,409万円
  • 合計節税金額:282万円

という結果になります。これを踏まえて今後のことを検討します。

拠出金額の検討

60歳まで受け取れないということは、確定拠出年金を行う目的が老後資金のため1択となっています。

生活保険文化センター「生活保証に関する調査」によると、

  • 老後に必要な最低生活費は夫婦で22万円/月
  • ゆとりある老後に必要な生活費は夫婦34.9万円/月

ということですが、健康が許す限り旅行もたくさんしたいし音楽も続けたいので、ターゲットは「最低35万円/月、85歳まで生きる」にします。

そのため60歳から25年間で必要な金額は1億500万円(!?)

ちなみに老後資金は、退職金・厚生年金・預貯金と、この確定拠出年金を合わせたものを言うことが一般的です。

このままフル拠出!の場合

  • そこそこの大企業なので退職金は2,300万円と想定
  • 確定拠出年金資産はシミュレーションの1,409万円と現在までの135万円を合わせて1,544万円
  • 厚生年金は低めに見積もって20万円/月(老人を支える人口減るし)
    • そして受給開始を70歳に想定
    • 70歳〜85歳で20万円/月×180ヶ月=3,600万円

退職金+拠出金+厚生年金の合計は7,444万円。先ほどの必要金額との差額が3,056万円。

このままフル拠出した場合、老後資金とは別に約3,000万円の預貯金が必要。

思い切ってゼロ拠出!の場合

  • 退職金2,300万円
  • 8000円/月(会社拠出分)を31年3%で運用=490万円+拠出済みの134万円でTotalは624万
  • 厚生年金20万円/月(70歳〜85歳の受給合計3,600万円

退職金+拠出金+厚生年金の合計は6,524万円。先ほどの必要金額との差額が3,976万円。

個人拠出分をゼロにすると、老後資金とは別に約4,000万円の預貯金が必要

どちらにしても、老後資金としてまとまった金額の預貯金が必要であることがわかりました。。。

このフル拠出とゼロ拠出の差額1,000万円の考え方によって毎月の拠出額をどうするか決められそうです。

今を生きるキラキラした人にとっては、「今お金使わないでいつ使うん!?」って感じでしょうが、老後も文化的で楽しい生活を送りたいし、できることなら次の世代にちゃんと資産も残したい。そして、今の生活でもお金が足りないという感じではない。

という訳で、結論:

「普段の投資資金とは別枠の老後資産形成として、確定拠出年金はフル拠出を続ける」

今回は自分のケースのみで考えましたが、

  • 会社拠出がある
  • 口座管理費は会社が払ってくれる
  • お金があれば使ってしまう(貯金できない)

上記に当てはまるサラリーマンは是非積極的に活用すべきだと思う。

給料が低い新入社員時代は少なめでもいいと思いますが、生活が回るようになったら拠出額を上げたいところ。

「今使えるお金に価値がある」「割引現在価値って知ってる?」なんて言葉も聞こえてきますが、老後資金は必ず必要であり、普段の生活に使う分は給与所得と投資で十分です。

確定拠出年金も資産運用なので、割引現在価値は関係ないよね・・・

注意点

受け取り方法は、一時金受取りか年金を選べますが、ちゃんと考えないと控除金額を超えてくるので注意します。(31年後の話)

商品の検討(リバランス)

拠出額が決まったので、とりあえず会社への資料提出期限は考えなくてOK.

次の記事で、下の適当に選んだ保有比率を見直していきたいと思います。

 

 

※実際に保有比率を見直してみました!

それではまた。

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